酒蔵がインスタを活用するには?Instagram運用の成功事例と実践のポイント【2026年最新】

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Instagram運用ノウハウ
酒蔵がインスタを活用するには?
Instagram運用の成功事例と実践のポイント
若い世代を中心に、お酒が飲まれる機会は少しずつ減っています。どうにか酒蔵を残し、美味しい日本酒を次世代に伝えるために何かできないか。そう悩んでいる方に向けて、酒蔵におけるInstagram活用のポイントと、実際に成果を上げている3つのアカウントの事例を紹介します。
目次
01. 酒蔵を擁する酒類業界の現状

02. 酒蔵におけるインスタ運用の成功事例

03. 成功事例から見える、酒蔵インスタ運用5つのポイント

04. よくある質問
01. 酒蔵を擁する酒類業界の現状
2022年に国税庁が発表した「酒のしおり」内の「酒レポート」では、酒類製造者の事業所から出荷されたお酒の数量である課税移出数量が調査されています。

清酒の総課税移出数量が年々減少していく中、純米酒及び純米吟醸酒は2010年に8.1万klだったのが2020年には約20%増加して9.8万klに増加しました。
Z世代の意識調査から見えること
2023年に日本酒造組合連合会が発表した「日本酒需要動向調査」では、環境に配慮したサスティナブル活動をしている酒蔵の日本酒を購入したいと回答した人が、Z世代で79.3%にのぼりました。

オーガニック製法で作られた日本酒を購入したいと回答した人も、Z世代で70.9%にのぼっています。
これらのことから、若い世代に日本酒をもっと飲んでもらうためには、醸造用アルコールを添加していない純米酒に、酒蔵が環境活動やオーガニックといった付加価値をつけて販売し、Z世代が多く利用しているInstagramでもPRするのが大切だと言えるでしょう。
参考:国税庁「酒のしおり」
02. 酒蔵におけるインスタ運用の成功事例
酒蔵におけるインスタ運用の成功事例を3つ、紹介します。
認知度アップの好事例
福光屋【公式】加賀鳶(日本酒の酒蔵)
1625年創業、金沢にある老舗の酒蔵・福光屋の公式インスタアカウントは、2026年8月現在フォロワー約1.2万人の人気アカウントです(2024年3月時点は9,050人で、その後も着実に増加しています)。


ハイライトでは看板商品でアカウント名にも入っている加賀鳶の宣伝だけでなく、日本酒講座・調味料の紹介・酒蔵見学の案内など幅広い発信を行っているのが特徴的です。投稿やリールは酒米・麹・杉玉など、毎回酒蔵に関わる1つのものに焦点を当てた画像や動画が用いられ、シンプルで老舗らしい統一感のあるものに仕上がっています。


こうした運用は口コミの多さにもつながっており、酒蔵の名前である「#福光屋」をつけた投稿が3.2万件、代表銘柄の「#加賀鳶」が2.3万件、「#福正宗」が6,310件、「#瑞秀」が233件と、フォロワー以外の人もたくさん口コミを投稿しています(2024年3月時点)。認知度アップを目的としてインスタ運用をするなら、ぜひ参考にしたい好事例と言えるでしょう。

@fukumitsuya_sake を見る →

顕在・潜在顧客どちらにも届く好事例
土田酒造【菌と共に楽しく造る無添加日本酒造】
群馬県の酒蔵・土田酒造のインスタアカウントは、2024年3月時点でフォロワー数9,871人の人気アカウントです。


Z世代はオーガニック製法で作られた日本酒を購入したい意向が強い傾向にありますが、土田酒造ではアカウント名に「無添加」を入れ、Z世代に刺さるよう配慮されています。プロフィールに取扱店へのリンク、ハイライトに商品情報・通販情報・売店情報などを配置し、タイムパフォーマンスを重視し情報収集よりすぐに購入したいと考えるZ世代の顕在顧客のニーズに応える作りになっています。


また投稿では定期的に、日本酒好きな人に聞きたいことを投げかけ、コメントに自由に回答してもらうことで、アンケート調査とフォロワーとのコミュニケーションを両方行っています。エンゲージメントを高め、潜在顧客を増やす良い取り組みと言えるでしょう。顕在顧客と潜在顧客の両方にアピールしたい人は、一度目を通しておきたいおすすめのアカウントです。

@tsuchida_sake_brewery を見る →

「人」に焦点を当てた好事例
DASSAI獺祭(旭酒造株式会社)
DASSAI獺祭(旭酒造株式会社)は、2024年3月時点でフォロワー数2.2万人の人気アカウントです。


リール動画の再生数が徐々に伸びており、山口獺祭の会・東京獺祭の会などの開催告知や、山田錦プロジェクトの表彰式の様子といった投稿は、いずれも再生数が1万回を超えています。「獺祭を作る匠たち」という投稿シリーズでは、あえて白黒画像を使うことで若い従業員を印象的にアピールしているのも特徴です。


獺祭という日本酒を醸す人、販売する人、呑む人の関わり全体を印象的な物語として見せ、たくさんのユーザーの心を動かしているのがこのアカウントの大きな特徴です。酒蔵におけるインスタ運用の中でも、「人」に焦点を当てて成功した好事例だと言えるでしょう。
投稿:@concorsodeleganza_japan

@dassaisake を見る →

03. 成功事例から見える、酒蔵インスタ運用5つのポイント
3つの事例に共通する要素を、実践しやすい形で整理しました。自分の蔵で取り入れる際の参考にしてください。
POINT 1
投稿のトンマナを統一する
福光屋のように、毎回1つの題材(酒米・麹・杉玉など)に絞って撮影すると、老舗らしい統一感が生まれます。
POINT 2
ハイライトを購入導線として使う
土田酒造のように、通販情報・売店情報をハイライトにまとめておくと、今すぐ買いたい顕在顧客を逃しません。
POINT 3
コメントで双方向のやり取りを作る
土田酒造のアンケート投稿のように、フォロワーに問いかける投稿はエンゲージメントを高め、潜在顧客との関係を深めます。
POINT 4
「人」を主役にした投稿を作る
DASSAIのように、酒を造る・売る・呑む人にスポットを当てると、商品紹介だけでは生まれない共感が生まれます。
POINT 5
Z世代が重視する価値観に触れる
サスティナブルやオーガニックといった取り組みは、Z世代の購入意向を大きく左右します。取り組んでいる場合は積極的に発信しましょう。
04. よくある質問
Q. 投稿頻度はどのくらいが目安ですか?
A. 決まった正解はありませんが、事例で紹介した3アカウントはいずれも定期的な更新を継続しています。無理のない頻度を決め、まずは継続することが統一感やフォロワーとの信頼関係につながります。
Q. ハッシュタグはどう選べばいいですか?
A. 福光屋の事例のように、酒蔵名・銘柄名のハッシュタグをフォロワー以外の人も自然に使うようになると、口コミとしての拡散効果が生まれます。まずは自社の酒蔵名・代表銘柄のハッシュタグを投稿に一貫して使うことから始めましょう。キャプションと合わせて生成AIで作成する方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
Q. 小さな酒蔵でも成果は出せますか?
A. フォロワー数の規模よりも、誰に何を届けたいかを明確にすることが重要です。土田酒造のように「無添加」という独自の強みをアカウント名から一貫して伝えるなど、規模に関わらず狙いを絞った運用で成果を上げている事例があります。
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若い世代に日本酒の旨さを伝えるインスタ運用をサポートします
ニューオーダーのインスタ運用は、まずはお客様のお話をじっくりとヒアリングすることから始まります。同じ酒蔵のインスタ運用でも目的や見せ方は千差万別で、その日本酒と蔵に合った運用の「正解」をお話の中から導き出す必要があるためです。酒蔵とこれから日本酒を飲むであろう若い世代を、Instagramというツールでより良い形で結びつけるお手伝いをさせてください。
酒蔵におけるインスタ運用は、清酒の総課税移出数量が年々減少していく中、若い世代に日本酒を知ってもらい、購入につなげるのに有効な手段だと言えるでしょう。この記事も参考にして、ぜひ自分の蔵らしいインスタ運用に取り組んでみてください。

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