【2025年最新版】InstagramのDM機能が大幅アップデート!SNSマーケティングにも影響する新機能まとめ

Instagram

InstagramのDM機能(ダイレクトメッセージ)が、2025年に入り大幅にアップデートされました。 今回の変更では、単なるチャット機能を超え、国際対応・コンテンツ共有・利便性・安全性のすべてが強化されています。 本記事では、株式会社ニューオーダーが最新のInstagram運用の観点から、このDMアップデートを徹底解説します。


1. 新たに追加されたInstagram DMの主な新機能

Meta(Instagram運営元)が発表した内容を中心に、DMまわりの主要アップデートを整理しました。

① メッセージ翻訳機能(リアルタイム翻訳)

異なる言語のメッセージをリアルタイムで翻訳できるようになりました。 99言語以上に対応し、国際的なユーザー間のやりとりがスムーズに。 海外インフルエンサーとのコラボや、インバウンド向けのSNS運用にも大きなメリットがあります。

② 音楽の共有機能(ミュージックステッカー)

DM内で直接音楽を送信・共有できるようになりました。 Spotifyなどの外部アプリを使わず、Instagram内で感情や雰囲気を表現できるのが魅力です。

③ メッセージの予約送信(Scheduled Messages)

DMを指定日時に送信予約できるようになりました。 最大29日先まで設定可能で、ビジネスシーンやキャンペーン連絡にも最適です。 たとえば「翌日のリマインドDM」などを自動で送信できます。

④ チャット・メッセージのピン留め機能

重要なメッセージをチャット上部に固定できるようになりました。 最大3件までピン留め可能で、重要なやりとりを見失わずに管理できます。

⑤ グループチャットのQRコード招待

グループDMのQRコードを生成できるようになりました。 イベントやコミュニティ運営など、メンバー招待が簡単になります。

⑥ 「ブレンド」機能でリールを共有

ブレンド(Blend)」とは、ユーザーそれぞれにおすすめされたリールを組み合わせ、チャット内で共有・視聴できる機能。 同じ興味関心を持つ相手と自然に会話が生まれる仕組みで、企業のファンコミュニティ形成にも役立ちます。

⑦ 音声メッセージの文字起こし

DM内で送られた音声メッセージが自動で文字起こしされるようになりました。 音声が聞けない状況でも内容を即確認でき、ビジネス利用時のミスコミュニケーションを防ぎます。

⑧ 既読表示のON/OFF設定

チャットごと、または全体設定で既読を非表示にできるようになりました。 プライバシーを守りつつ、相手との距離感をコントロールできます。

⑨ 送信後のメッセージ編集機能

送信後15分以内であればメッセージを編集可能になりました。 誤送信やタイプミスを修正できるため、プロフェッショナルなコミュニケーションにも役立ちます。

⑩ スタンプ・リアクションの拡充

スタンプが17パック・300種類以上に増加。 絵文字以上に感情表現が豊かになり、親しみやすいコミュニケーションが可能になりました。


2. アップデートの背景と狙い

① DMの多機能化と競合との差別化

LINE・Messengerなど他のメッセンジャーアプリに比べ、Instagram DMは機能面で遅れを取っていました。 今回のアップデートにより、「使いやすさ」や「柔軟な連絡手段」という面で大きく進化しています。

② コンテンツと会話の融合

「ブレンド」などの導入で、リール視聴とチャットの融合が進みました。 今後は「会話 × コンテンツ共有」がSNSコミュニケーションの主軸になると予想されます。

③ 国際対応・インバウンド強化

リアルタイム翻訳や多言語化によって、国を超えたユーザー交流がよりスムーズに。 インバウンド観光・越境EC・海外ファン対応など、グローバルSNS運用における必須機能といえます。

④ プライバシーと安全性の強化

既読オフや編集履歴の明示など、ユーザーの安心感を高める改良が進んでいます。 若年層ユーザー保護の観点からも、Meta全体でDMの透明性と安全性を重視する方針が見られます。


3. 注意点と活用のポイント

① 編集・予約の制限時間

メッセージの編集は送信後15分以内、予約送信は最大29日先までと制限があります。 投稿やリマインダー運用に使う場合は、スケジュール管理を意識しましょう。

② 相手側のバージョン依存

最新アプリを使っていない相手には、新機能が反映されない場合があります。 企業アカウント運用時は、相手の利用環境も考慮して運用フローを整えるのがポイントです。

③ 過剰な通知や誤送信に注意

予約送信やピン留め機能は便利な反面、設定ミスで通知が多くなるリスクも。 社内やクライアントとのDMでは、慎重な運用が求められます。


4. まとめ:DMが“コンテンツ共有型コミュニケーション”へ進化

今回のInstagram DMアップデートは、単なるメッセージツールの強化に留まりません。 DMはもはや「会話の場」ではなく、「コンテンツを共有しながら関係を育む場」へと進化しています。

株式会社ニューオーダーでは、こうした新機能を踏まえた最新のInstagram運用戦略を研究し、 企業アカウントがより自然にユーザーとつながるためのSNSマーケティングを提案しています。

新しいDMの活用法や企業ブランディングへの応用について知りたい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

関連記事

この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

アーカイブ