企業YouTube運用事例|ターゲット設計・企画・構成台本・演者キャスティング

YouTube

NEW ORDER YOUTUBE CASE STUDY
企業YouTubeは、
撮影前にほぼ決まる。

誰に見てほしいのか。その人は何に迷い、誰の言葉なら信じ、視聴後に何をしてほしいのか。NOでは、ターゲット設計から企画、構成台本、内容校正、演者キャスティング、撮影、編集、公開後の改善までを一つの流れとして設計します。

ターゲット設計
企画制作
構成台本・校正
演者キャスティング

この記事で最も伝えたいこと

企業YouTubeの企画は、会社が話したいことから作るのではありません。見てほしい視聴者に、どのような理解と行動を起こしてほしいかから逆算して作ります。

CASE STUDY

日本酒に詳しくない人へ、どう伝えるか

この動画で扱ったのは、一ノ蔵の「ひめぜん」と飛良泉の「山廃純米 マル飛 限定夏生」です。ただ商品名、価格、味を読み上げても、初めて日本酒を選ぶ人の気持ちは動きません。そこで、専門家の解説、MCの質問、ターゲットに近い出演者の試飲と反応を組み合わせました。

NO制作動画「【第1回】日本女酒会」。公開当時の企画・表現を残したアーカイブです。商品情報や販売状況は公開後に変更される場合があります。

BUSINESS ISSUE

日本酒の入口を広げる

「日本酒は難しい」「度数が高そう」「何を選べばよいか分からない」という心理的な壁を下げる。

TARGET VIEWER

専門用語より、飲む場面を知りたい人

甘味、酸味、香り、飲み方、食事との相性など、自分の生活に置き換えられる情報を求める視聴者。

FORMAT

専門家・MC・体験者の会話

知識を一方的に説明せず、視聴者が聞きたい質問と、飲んだ瞬間の率直な感想を会話で見せる。

NEXT ACTION

商品理解から確認行動へ

概要欄の商品情報へ案内し、「おいしそう」で終わらず、商品を確認できる導線を置く。

この動画の本質は、日本酒を説明したことではない。専門性を、ターゲットが理解できる言葉と体験へ翻訳したことにある。

TARGET FIRST

「女性向け」だけでは、今のターゲット設計として粗い

公開当時の動画は、20〜30代女性を意識した日本酒を扱っています。ただし現在、企業が同じ企画を作るなら、性別や年齢だけでは足りません。

見るべきは属性よりも、商品に対する知識、迷い、利用場面、視聴後の行動です。例えば「日本酒に詳しくない」「ワインや果実酒は飲む」「家で食事と合わせたい」「ギフトで失敗したくない」という人は、同じ情報を必要としています。

設計項目 確認すること 動画へ反映する内容
誰に 知識量、関心、生活場面、購入経験 専門用語の量、説明の深さ、演者の選び方
何を解決するか 選べない、違いが分からない、失敗したくない 比較、試飲、FAQ、選び方、具体的な飲用シーン
誰の言葉なら届くか 専門家、社員、利用者、第三者MC 出演者の役割分担と質問設計
何をしてほしいか 検索、商品ページ閲覧、来店、問い合わせ、購入 概要欄、固定コメント、画面内のCTA

表は横にスクロールしてご覧いただけます。

企業が話したいことと、視聴者が知りたいことは一致しない。

企業は製法、歴史、受賞歴を話したくなります。視聴者はまず「自分に飲めるか」「何と合わせるか」「どちらを選ぶか」を知りたい。企画では、この順序を入れ替えます。

PLANNING & SCRIPT

企画と構成台本は、視聴者の疑問を解く順番で作る

NOの構成台本は、出演者に一字一句を暗記させるためのものではありません。動画の目的、伝える事実、質問の順番、必要な映像、視聴後の導線を、撮影前に全員で共有する設計図です。

01

冒頭で「自分向けの動画だ」と分からせる

完成した味の感想、驚き、比較結果など、視聴者が続きを見たくなる情報を先に見せます。会社紹介や長い挨拶から始めません。

02

視聴者の代わりにMCが質問する

「甘い日本酒は珍しいのか」「度数は高くないか」「どんな人に向くか」。専門家が話しやすい質問ではなく、視聴者が知りたい質問を置きます。

03

事実と感想を分ける

原料、度数、製法、商品開発の背景は確認可能な事実として扱い、香りや飲みやすさは出演者の感想として伝えます。内容校正では、この線引きも確認します。

04

映像でしか伝わらない情報を入れる

注ぐ瞬間、色、ラベル、グラス、料理との組み合わせ、飲んだ直後の表情。文章の読み上げではなく、動画を見る理由を作ります。

05

次の行動まで台本に書く

商品ページ、店舗、資料請求、問い合わせなど、視聴者が次に進む場所を決めます。CTAは編集時に思いつきで足すものではありません。

台本を作ると自然さが失われる、というのは誤解です。

決めるのは会話の目的と事実関係です。出演者の率直な反応まで作り込む必要はありません。むしろ土台があるから、現場では自然な会話へ集中できます。

CASTING

演者は、知名度より「役割」で選ぶ

フォロワーの多い人を呼べば動画が成立するわけではありません。企業YouTubeで大事なのは、視聴者との距離、説明力、質問力、ブランドとの相性です。

MC

会話を前へ進める

視聴者の疑問を代弁し、専門家の説明を短く引き出し、動画全体のテンポを整えます。

PRO

信頼できる事実を話す

商品、製法、業界背景を説明します。専門用語をそのまま並べず、MCとの会話で意味をほどきます。

USER

ターゲットの感覚を見せる

実際に見て、飲んで、使った反応を伝えます。視聴者が自分の体験として想像する橋渡しになります。

ターゲットが親近感を持てるか

商品を誤解なく説明できるか

長尺でも会話を維持できるか

継続シリーズへ出演できるか

企業・商品の世界観と合うか

肖像・二次利用条件を整理できるか

MEASUREMENT

再生数だけでは、運用の良し悪しは分からない

企業YouTubeの目的は、YouTuberになることではありません。ターゲットに見つけてもらい、理解を深め、商品・店舗・採用・問い合わせなど事業に必要な行動へつなげることです。

表示・検索
クリック
視聴継続
商品理解
サイト・来店・相談

段階 主な指標 改善へつなげる見方
発見 インプレッション、検索語、流入元 狙う視聴者の画面に表示されているか
選択 サムネイル・タイトルのクリック率 企画の価値が一目で伝わっているか
視聴 冒頭離脱、平均視聴時間、視聴者維持率 どの説明で離脱し、どの場面が見られたか
反応 コメント、共有、登録、概要欄クリック 理解や関心が次の行動へ変わったか
事業成果 商品ページ、指名検索、問い合わせ、来店・購入 YouTube外の成果と接続できているか

表は横にスクロールしてご覧いただけます。

再生数が多くても、関係のない視聴者だけが集まれば事業成果につながりません。逆に再生数が大きくなくても、商談前の顧客、採用候補者、来店を検討している人に深く見られる動画には価値がある。ここを分けて評価します。

NEW ORDER SUPPORT

NOは「動画を作る会社」ではなく、運用を設計する

撮影と編集だけを外注しても、ターゲット、企画、出演者、公開後の改善が分断されれば、チャンネルは育ちません。NOでは、企業の目的と社内体制に合わせて必要な範囲を組み立てます。

01

目的・ターゲット設計

認知、商品理解、来店、問い合わせ、採用など、チャンネルの役割と見てほしい視聴者を整理します。

02

企画・構成台本・内容校正

検索需要、競合動画、視聴者の疑問を踏まえて企画を作り、台詞、質問、必要映像、CTAまで構成台本に落とします。商品情報や表現も確認します。

03

演者・MC・専門家のキャスティング

知名度だけでなく、役割、説明力、ブランドとの相性、継続性を見て候補を選び、出演条件を調整します。

04

撮影・編集・サムネイル

視聴者に必要な画を撮り、離脱しにくいテンポ、理解を助けるテロップ、クリックされる入口を整えます。

05

投稿・分析・次回改善

タイトル、説明文、公開設定を整え、クリック率や視聴者維持率、流入元、事業導線を確認して次の企画へ反映します。

FAQ

YouTube運用についてよくある質問

社員がカメラの前で話すのが苦手でも依頼できますか?

可能です。MCが質問して社員から回答を引き出す形式、ナレーション中心の形式、外部演者を起用する形式など、出演者の負担と企画目的に合わせて設計します。

構成台本だけを依頼できますか?

社内の撮影・編集体制に応じて、企画や構成台本など一部工程の支援もご相談いただけます。事実確認や表現校正の範囲も事前に整理します。

有名人やインフルエンサーを起用すべきですか?

必須ではありません。知名度よりも、ターゲットとの相性、説明力、信頼性、継続出演のしやすさを優先します。社員や顧客に近い立場の演者が適する企画もあります。

1本だけ制作しても意味がありますか?

商品説明、採用説明、営業資料として長く使う動画には単発制作の意味があります。ただしチャンネル成長を目的にする場合は、複数本を通じて企画と視聴データを改善する設計が必要です。

YOUTUBE OPERATIONS

「何を撮るか」の前に、
「誰を動かすか」を決める。

企画が続かない。出演者が決まらない。社員がうまく話せない。再生数は出ても問い合わせにつながらない。NOは、ターゲット設計から企画、構成台本、キャスティング、撮影、編集、分析改善まで一括して支援します。

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企業YouTube運用を深掘りする

青山 直樹

メディアを32年、内側から見続けてきました。1994年電通入社、テレビ局担当6年、アジアのメディアビジネス4年。
2004年起業、ゴルフメディアを8年、ソーシャル専業13年。
今はAI時代のSNSを考え、書き、企業に教えています。
東大経済|㍿ニューオーダー代表

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