最初に、対象を間違えないでください
今回自動移行されるのは、自動作成アセット(ACA)とキャンペーン単位の部分一致の2つだけです。動的検索広告(DSA)は対象外で、2027年2月に延期されています。ここを混同すると、対応不要なアカウントまで棚卸しすることになり、逆に対応が必要なアカウントを見落とします。
CONTENTS / この記事でわかること
SECTION 01 / WHAT
何が起きるか|9月1日〜30日の自動移行
まず、事実から入ります。
Googleは2026年4月15日、AI MaxをベータからGA(一般提供)に切り替えると同時に、レガシー設定の自動移行計画を発表しました。動的検索広告(DSA)、自動作成アセット(ACA)、キャンペーン単位の部分一致設定の3つを、まとめて2026年9月に自動移行する計画でした。
MIGRATION DATA / 移行の要点
※ Google Ads & Commerce Blog、Google Ads Developer Blog、Search Engine Land、PPC Land等の報道による。
8月3日の時点で、すでに新規のACA・部分一致設定は作れなくなっているという事実が、この移行の重さを表しています。
つまり、「9月に何か始まる」ではなく、退路はすでに8月3日に断たれているという状態です。9月1日は、その総仕上げの日にあたります。
SECTION 02 / DSA
DSAとの違い|「延期された」と誤解しない
今回、一番の混同ポイントがここです。
2026年6月11日、Googleは「動的検索広告(DSA)の自動移行を2027年2月まで延期する」と発表しました。理由は、第4四半期の計画リスクに関する広告主からのフィードバックです。
この延期は、DSAだけの話です
「DSAが延期されたなら、全部延期されたのでは」と考えてしまう担当者が実際にいます。ですが、延期の対象はDSAのみ。ACAとキャンペーン単位の部分一致設定は、2026年9月の予定通りのままです。
対象外・延期
動的検索広告(DSA)
対象・予定通り
ACA/部分一致設定
自社・クライアントのアカウントが「DSA中心」なのか「ACA・部分一致中心」なのかという判断が、今すぐ必要です。
SECTION 03 / CHECK
対象アカウントの確認手順
対象かどうかは、キャンペーンの設定画面で確認できます。
NEW ORDER / 運用型広告
アカウントの棚卸し、承ります。
複数クライアント・複数アカウントを抱えている場合、9月中の確認は負荷がかかります。Google広告・Meta広告の運用設計から、規約変更への追随まで、お任せいただけます。
インターネット広告運用
Google広告・Meta広告からCriteo・RTB Houseまで。データとクリエイティブの両面から、成果改善を支援します。
相談だけでも承ります。
SECTION 04 / AFTER
移行後に何が変わるか
自動移行では、既存の挙動をできるだけ引き継ぐという方針でAI Maxが有効化されます。ただし、機能は増えます。
ACAを使っていた場合
両方がデフォルトでオンになります。広告文の一部がAIによってリアルタイムに調整される範囲が広がります。
部分一致設定を使っていた場合
テキストのカスタマイズは含まれません。マッチングの挙動がAI Maxのロジックに置き換わります。
影響が出やすい4つの領域
検索語句(想定外のクエリで表示される範囲が広がる)、LP(誘導先ページとの整合性)、ブランド除外キーワード(除外設定の効き方を要確認)、最終URL拡張(URL自体がAIにより変更されうる)。この4つを、移行前後で見比べてください。
SECTION 05 / CHECKLIST
9月中にやるべき移行前チェックリスト
9月中の自動移行に慌てないために、以下を確認してください。
FAQ / よくある質問
よくある質問
CLOSING / まとめ
9月は、確認するだけの月にしない
ACA・部分一致設定を使っている検索キャンペーンは、9月1日から30日にかけて、自動でAI Maxへ移行されます。
DSAは対象外。延期されたのはDSAだけ。ここを取り違えると、対応すべきアカウントを見落とします。
対象キャンペーンを洗い出す。検索語句・LP・除外キーワード・最終URL拡張を確認する。コンバージョン計測を点検する。
9月が終わる前に、ここまでやっておいてください。
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SOURCES / 出典
出典・確認資料
※ Google公式の一次情報はGoogle Ads & Commerce Blog、Google Ads Developer Blogおよび個別メール通知です。当初の一次URL(4月公開版)はスラッグ変更のため、6月11日更新版のブログURLを参照しています。
NEW ORDER / FOR ADVERTISERS & AGENCIES
規約は変わり続ける。運用は、追随できる体制で。
AI Max、自動移行、レガシー設定の廃止。Google広告の仕様は高頻度で変わります。自社・クライアントの複数アカウントを、都度対応できる体制で運用しませんか。
インターネット広告運用
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※ 本記事はGoogle広告の2026年8月時点の発表内容を、実務の観点から整理したものです。最新の適用状況・詳細は公式情報をご確認ください。
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