最初に、正確なところを
Google Ads Liaisonのジニー・マーヴィン氏は、この動きを「最近始まったばかりの小規模な実験」と説明しています。対象は「明示的かつ直接的なユーザー意図」があるクエリに限定という条件付きです。全アカウント・全キーワードに広がった訳ではありません。
CONTENTS / この記事でわかること
SECTION 01 / WHAT
何が起きたか|確認された事実
まず、事実から入ります。
2026年9月上旬、広告運用者のアンソニー・ヒグマン氏が「Googleが厳格なマッチタイプ(完全一致・フレーズ一致)の通常検索キャンペーンを、AI Mode内で配信し始めている」とLinkedInで報告しました。複数のキャンペーン・テストで確認したと述べています。
TEST DATA / 確認された事実
※ Search Engine Roundtable、PPC Land、Relevant Audience等の報道による。
これまで、完全一致・フレーズ一致だけの運用は、AI Mode露出を意図的に避ける手段として機能してきましたという点が、業界で「大きな出来事」と受け止められている理由です。今回の実験は、その前提を崩す可能性があります。
SECTION 02 / ROUTES
これまでの経路との違い
AI Mode・AI Overviews内への出稿経路は、これまで3つに限られていました。
これまで
限定された3つの経路
今回の実験
厳格なマッチタイプでも配信可能に
AI Max・PMaxは、複雑で会話的な意図を捉えるための製品として位置づけられてきましたという設計思想が、Marvin氏の発言からも読み取れます。ただし、それが「入り口の一つ」に変わりつつある動きが、今回の実験です。
SECTION 03 / INTENT
「明示的・直接的なユーザー意図」とは
今回の実験で、対象は「明示的かつ直接的なユーザー意図」があるクエリに限定という条件が明言されています。ただし、Googleはこの言葉の明確な定義を公表していません。
現時点で言えること(推測を含む)
完全一致・フレーズ一致は、もともと検索意図が明確なクエリだけを拾うために使われるマッチタイプです。「型番」「サービス名の指名検索」「明確な購入意図を伴う検索」など、意図の曖昧さが少ないクエリが対象になりやすいと考えられます。ただし、これはGoogleの公式定義ではなく、マッチタイプの性質からの推測です。
前回の記事では、ACAとキャンペーン単位の部分一致設定がAI Maxへ自動移行される件を紹介しました。今回の実験は、その動きと合わせて見ると、Googleの意図がより立体的に見えてきます。
一見矛盾しているようですが、「AI Modeの広告在庫を、できるだけ多くの検索キャンペーンに開放する」という一つの目標に向かっていると理解すると筋が通ります。「AI Max専用」だったAI Modeの出稿面を、より多様なキャンペーン構成から到達できる場所に変えようとしている訳です。
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SECTION 05 / ACTION
広告主が今できること
まだ小規模な実験段階ですが、変化を早期に把握するために、以下を確認しておく価値があります。
FAQ / よくある質問
よくある質問
CLOSING / まとめ
出稿ルールは、まだ動いている途中
完全一致・フレーズ一致でも、AI Mode内でテキスト広告が配信され始めています。
「明示的・直接的なユーザー意図」という条件付きで、これまで閉ざされていた経路が開きつつある。まだ小規模な実験ですが、AI Maxを使わない選択をしてきた広告主にとっても、無視できない変化です。
対象キャンペーンを洗い出す。検索語句レポートを確認する。公式アナウンスを継続的に追う。
ここまでを、今のうちにやっておいてください。
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SOURCES / 出典
出典・確認資料
※ Google公式の一次情報は、Google Ads Liaison Ginny Marvin氏のLinkedInコメントです。ブログ記事等の公式発表は執筆時点で確認できませんでした。
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※ 本記事はGoogle広告の2026年9月時点の発表内容を、実務の観点から整理したものです。最新の適用状況・詳細は公式情報をご確認ください。
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