CONTENTS
01 結論:Editsは、Instagramに投稿する動画を作るための公式の無料アプリ
02 Editsの基本情報|料金・対応端末・PC版・日本語対応
04 Editsの使い方|最初の1本をリールに投稿するまでの5ステップ
05 2026年の主なアップデート|Kits・人気トピック・AIアシスタント
01結論:Editsは、Instagramに投稿する動画を作るための公式の無料アプリ
ひとことで言うと
Editsは、Instagram(Meta)が提供する無料の動画編集アプリです。撮影・編集・字幕・音源・書き出しをスマホ1台で完結でき、透かしなしで書き出してInstagramに直接投稿できます。2026年からは、ブランドの型の保存、カルーセル制作、投稿データの分析まで広がっています。
1. 無料で、透かしが入らない
基本機能は無料です。4Kで書き出せて、Editsのロゴなどの透かしは入りません。
2. Instagramとつながっている
Instagramのアカウントでログインし、編集した動画をそのままリールとして投稿できます。トレンドの音源や、リールの成績も見られます。
3. 企業には「型を残せる」ことが大きい
色・文字・字幕のスタイル・音源をKitsとして保存できるため、担当者が変わっても、見た目をそろえやすくなりました。
02Editsの基本情報|料金・対応端末・PC版・日本語対応
EDITS DATA
提供
Instagram, Inc.(Meta)
正式名
Edits(App Storeの日本語表記は「Edits: ビデオ編集者」)
提供開始
2025年1月に発表、2025年4月に提供開始
料金
無料(アプリ内課金あり)
対応端末
iPhone(iOS 16.3以降)・Android
PC版
なし(2026年10月時点。開発中と伝えられていますが、時期は未発表)
日本語
対応
書き出し
最大4K・透かしなし
撮影・編集
最大10分のクリップに対応
ログイン
Instagramのアカウント
App Storeでの評価は5点満点で4.6(約2.2万件、2026年10月時点)です。開発元がInstagram本体なので、ログインもInstagramのアカウントで行います。
撮影は10分まで、リールは3分まで
Editsでは最大10分のクリップを扱えますが、Instagramのリールとして投稿できる長さには上限があります。リールの長さの考え方は、インスタリールは何分まで?最大3分と目的別の最適な長さで解説しています。
03Editsでできること|主な機能を4つの領域で整理
Editsの機能は多いですが、企業の担当者が押さえておくべきものは、次の4つの領域に整理できます。
撮影と編集
コマ単位の編集
タイムライン上で、1コマ単位で切ったりつないだりできます。
カメラの細かい設定
解像度、フレームレート、ダイナミックレンジ、フラッシュ、ズームを設定して撮影できます。
縦以外の比率
縦長だけでなく、複数の画面比率で編集できます。
表現
自動字幕
話した内容から字幕を自動で作ります。音を出さずに見る人が多いリールでは、ほぼ必須の機能です。
グリーンスクリーンと切り抜き
背景の差し替えや、人物・商品の切り抜きができます。
AIアニメーション
静止画から、動きのある映像を作れます。
音声の補正
雑音を減らす機能や、声の効果があります。
アイデアと素材
トレンドの音源
いま使われている音源や、参考になるリールを探せます。
アイデアの保存
思いついた企画や気になったリールを、アプリの中に保存しておけます。
下書きとフォルダ
プロジェクトをフォルダで整理でき、複数の企画を並行して進められます。
分析
インサイト
リールの成績を、アプリの中で確認できます。
人気のトピック
フォロワー1万人以上のアカウントでは、反応を集めているトピックを確認できます(2026年10月に追加)。
編集・表現・アイデア・分析が1つのアプリに入っていることが、ほかの編集アプリとのいちばんの違いです。
04Editsの使い方|最初の1本をリールに投稿するまでの5ステップ
01
アプリを入れて、Instagramのアカウントでログインする
App StoreかGoogle Playで「Edits」を検索してインストールします。企業アカウントで投稿する場合は、そのアカウントでログインします(理由は第7章で説明します)。
02
新しいプロジェクトを作り、素材を読み込む
「+」ボタンから、撮影済みの動画や写真を選びます。Editsのカメラで、その場で撮影することもできます。
03
いらない部分を切り、順番を整える
タイムラインで、間延びした部分や言い間違いを切ります。最初の数秒で何の動画かが伝わるように、いちばん見せたい場面を前に出します。
04
字幕・テキスト・音源を入れる
自動字幕を入れて、誤字を直します。テキストや音源、効果音を足します。Kitsを作ってあれば、ブランドの色や文字のスタイルを呼び出せます。
05
書き出して、Instagramに投稿する
書き出しの画質を選んで保存するか、Instagramに直接共有します。投稿画面で、キャプション、ハッシュタグ、カバー画像を設定します。
画面の表記は、アプリのバージョンによって変わることがあります。ハッシュタグは1投稿5個までになっているので、インスタのハッシュタグは何個まで?もあわせて確認してください。キャプションをAIで作る手順は、インスタのハッシュタグをAIで自動生成する方法で紹介しています。
リールの途中に、別の投稿へのリンクを入れたいとき
Editsでは、動画の中にほかの投稿やアカウントへのリンクを入れられます。手順と置き方のコツは、インスタのリールにリンクを貼る方法にまとめています。
052026年の主なアップデート|Kits・人気トピック・AIアシスタント
2026年の後半、Editsには企業の運用に効く変更がまとまって入りました。
2026年8月
フォルダと、テキストスタイルの保存
プロジェクトをフォルダで整理できるようになり、よく使う文字のスタイルを保存できるようになりました。エフェクトの検索や、縦以外の画面比率にも対応しています。
2026年9月
テンプレートの改善
リールからテンプレートを作るときに、映像のエフェクトが引き継がれるようになりました。
2026年9月30日
Edits アシスタント(AI)
アカウントのフォロー、再生、視聴維持、いいね、シェアなどの数字と、コメントやトレンドを組み合わせて、うまくいった理由や次の企画を提案するAIです。まず米国から提供が始まりました。無料で、1日に使える回数に上限があります。
2026年10月
Kits
色、テキストと字幕のスタイル、音源を「Kits」として保存し、次の動画でそのまま使えます。
2026年10月
人気のトピック
フォロワー1万人以上のアカウントで、反応を集めているトピックを確認できるインサイトです。
2026年10月
音源リンク
リールで使った音源へ、見ている人を誘導できるリンクです。
2026年10月
写真のキャンバスとカルーセル
写真と動画を混ぜたカルーセル投稿を、Editsの中で作れるようになりました。iOSから提供され、Androidは順次です。
今後
Edits Plus(有料)
Metaのサブスクリプション「Meta One」に、Edits Plusが加わる予定です。クラウドの保存容量と、AIアシスタントの利用回数が増えるとされています。料金は未発表です。
AIアシスタントの位置づけ
Editsの責任者は、このアシスタントについて「分析は任せられるが、創作の判断は自分のもの」という趣旨で説明しています。企画そのものをAIに作らせるのではなく、数字を読む時間を減らす道具として使うのが、本来の使い方です。
カルーセルの作り方と、CanvaとEditsの使い分けは、Instagramカルーセルの作り方|Canva・Editsの使い分けと企業の制作フローで詳しく解説しています。
06CapCut・Instagramアプリ内の編集との違いと使い分け
リールを作る方法は、主に3つあります。Editsだけが正解というわけではなく、作る動画によって使い分けるのが現実的です。
当社の使い分け
Instagramのリールを毎週作るなら、Editsを中心にするのがおすすめです。型(Kits)と成績(インサイト)が同じアプリにあるので、作るたびに少しずつ改善できます。PCで長い動画を作ってから短く切り出す場合は、CapCutなどのPCで使える編集アプリと組み合わせます。Instagramアプリ内の自動編集の動きは、InstagramリールのAI自動編集「First Draft」を検証で解説しています。
07企業アカウントでEditsを使うときの5つの設計
Editsは個人のクリエイター向けに作られたアプリですが、企業で使うときには、最初に決めておくべきことがあります。
1. Kitsでブランドの型を決める
ロゴの色、テロップの文字とスタイル、字幕の見た目、よく使う音源をKitsとして作っておきます。担当者が変わっても見た目がぶれにくくなり、確認の手間も減ります。
2. どのアカウントでログインするか決める
インサイトやトピックは、ログインしたアカウントのデータで表示されます。企業アカウントで投稿・分析するなら、企業アカウントでログインします。どの端末でログインしているかを、社内で把握しておきます。
3. 素材と音源の権利を確認する
社員や来店客が映る場合は、本人の同意を取ります。音源は、商用で使えるかどうかをアカウントの種類ごとに確認します。
4. 公開前の確認の流れを作る
作る人と確認する人を分けます。数字、価格、表現、映っている人をチェックしてから投稿します。
5. AIの提案は「仮説」として使う
AIアシスタントやトピックの提案は、企画の出発点として使います。自社の商品やお客様に合うかどうかは、担当者が判断します。
5つのうち、もっとも効果が大きいのは1のKitsです。リールの制作で時間がかかるのは、編集そのものよりも、毎回の文字の色やサイズの調整と、その確認のやり取りだからです。
08社内で回す範囲と、外に任せる範囲の分け方
Editsの登場で、リールの編集は、以前よりずっと社内で回しやすくなりました。一方で、成果を左右する部分は、編集の外にあります。
社内で回しやすい
撮影済みの素材のカット、字幕入れ、Kitsを使ったテロップ、音源の選定、投稿。店舗や現場の速報。
設計が必要
どんな企画を、どの順番で、誰に届けるか。最初の数秒の作り方。インサイトの読み方と、次の企画への反映。
外の力を借りやすい
アカウント全体の戦略、撮影の設計、広告との組み合わせ、成果が伸び悩んだときの見直し。
リール制作を、任せるか、自分たちで回すか
Editsで編集の手間は減っても、企画と改善の設計は残ります。体制に合わせて、2つの方法から選べます。
OPTION 01 / 任せる
Instagram運用代行
企画、撮影の設計、リール制作、投稿、分析までまとめて担当します。1,000社以上の支援実績と、JICDAQ認証事業者としての運用体制で対応します。
OPTION 02 / 自分たちで回す
AI×SNS企業研修
EditsやAIを使ったリール制作の流れを、自社用の運用マニュアルとして残します。担当者1人でも回せる体制づくりを支援します。
09よくある質問
Q. Editsは無料ですか?
無料で使えます(アプリ内課金あり)。透かしなしで4Kまで書き出せます。今後、Metaのサブスクリプション「Meta One」に有料のEdits Plusが加わる予定で、クラウドの保存容量やAIアシスタントの利用回数が増えるとされています。料金は未発表です。
Q. Editsで書き出した動画に、透かし(ウォーターマーク)は入りますか?
入りません。Editsで作った動画は、透かしなしで書き出して、Instagram以外の場所にも投稿できます。
Q. EditsはPCで使えますか?
2026年10月時点では、PC版はありません。iPhoneとAndroidのスマホ向けのアプリです。PC版は開発中と伝えられていますが、提供時期は発表されていません。
Q. Editsは日本語に対応していますか?
対応しています。App Storeの日本語表記は「Edits: ビデオ編集者」です。
Q. Editsは安全なアプリですか?
提供元はInstagram, Inc.(Meta)で、Instagramのアカウントでログインして使う公式のアプリです。インストールするときは、App StoreやGoogle Playで提供元を確認してください。
Q. Editsで作った動画は、Instagram以外にも投稿できますか?
できます。書き出した動画は端末に保存できるので、ほかのSNSにも使えます。Instagramとは直接連携していて、Facebookにも共有できます。
Q. EditsとCapCutは、どちらを使えばよいですか?
Instagramのリールを継続して作るならEditsが向いています。ブランドの型(Kits)とリールの成績を同じアプリで扱えるためです。PCで長い動画を編集したい場合は、PC版があるCapCutなどが向いています。
Q. EditsのAIアシスタントは、何ができますか?
アカウントの再生、視聴維持、いいね、シェアなどの数字と、コメントやトレンドを組み合わせて、うまくいったリールの理由や、次の企画・冒頭・キャプション・台本の案を出します。2026年9月30日に米国から提供が始まり、無料で、1日の利用回数に上限があります。
10まとめ|Editsは「編集アプリ」から「リール制作の作業台」へ
Editsは、無料で透かしなしの動画を作れる、Instagram公式の編集アプリです。2026年には、Kitsによる型の保存、カルーセル、人気のトピック、AIアシスタントが加わり、企画・制作・分析をつなぐ作業台になりつつあります。
企業で使うなら、まずKitsでブランドの型を作り、ログインするアカウントと確認の流れを決めるところから始めてください。編集の手間が減ったぶん、企画と改善に時間を回せます。
RELATED
・インスタのリールにリンクを貼る方法|Editsの新機能で後付け追加・編集も可能に
・Instagramカルーセルの作り方|Canva・Editsの使い分けと企業の制作フロー
Instagramのリール制作を、成果につなげる
編集アプリを使いこなすだけでは、フォロワーや問い合わせは増えません。企画と改善の設計から相談できます。
OPTION 01 / 任せる
Instagram運用代行
企画、撮影の設計、リール制作、投稿、分析までまとめて担当します。1,000社以上の支援実績と、JICDAQ認証事業者としての運用体制で対応します。
OPTION 02 / 自分たちで回す
AI×SNS企業研修
EditsやAIを使ったリール制作の流れを、自社用の運用マニュアルとして残します。担当者1人でも回せる体制づくりを支援します。
※本記事は2026年10月25日時点の公開情報をもとにしています。機能の名前や提供範囲は、地域や端末、アプリのバージョンによって異なることがあります。
参考:App Store:Edits: ビデオ編集者/Meta:Edits 提供開始のお知らせ(2025年4月)/PetaPixel:Edits アシスタントについて(2026年10月1日)/TechCrunch:Meta Oneについて(2026年9月15日)/Social Media Today:Editsのカルーセル編集(2026年10月7日)/Kontentino:EditsのPC版について
コメント