Netflix広告の出し方|日本での買い方・費用・効果の測り方とTVerとの違い【2026年版】

広告運用

Netflix広告の出し方|日本での買い方・費用・効果の測り方とTVerとの違い

CTV ADS / NETFLIX × JAPAN 2026

Netflix広告の出し方 / 日本の広告主向けガイド

Netflixに広告を出すには?
日本での買い方・費用・効果の測り方。

Netflixの広告つきプランは、日本では2022年11月に始まりました。最初はテレビCMのように大きな予算で買う媒体でしたが、2025年からは、DSPを使った運用型でも買えるようになっています。

2026年1〜9月の日本の出稿キャンペーン数は、前年の同じ時期の約12倍に増えたとNetflixは説明しています。この記事では、広告の仕組み、出せる広告の種類、日本での買い方、ターゲティング、効果の測り方、費用の考え方、出稿前のチェックリストまで整理します。

対象:広告主・マーケティング担当者テーマ:CTV(コネクテッドテレビ)広告情報確認:2026年10月26日

01結論:Netflix広告は、日本でも運用型で買えるCTVの動画広告になった

ひとことで言うと

Netflix広告は、Netflixの「広告つきプラン」の会員に、作品の前や途中で流れる動画広告です。スキップできず、多くはテレビの大画面で見られます。日本では、配信量を先に決める予約型のほか、DSPを使った運用型でも買えます。

1. 買い方が広がった

予約型だけでなく、DSPを使った運用型でも買えるようになりました。予算や目的に合わせて、ルートを選べます。

2. 得意なのは認知と好意

スキップできない大画面の動画なので、ブランドの認知・好意・検討を上げる目的に向いています。

3. 測り方を先に決める

ブランドリフト調査を軸に、ほかの媒体とどう組み合わせて評価するかを、出稿の前に決めておきます。

02Netflix広告とは|広告つきプランの仕組みと日本の規模

NETFLIX ADS DATA(日本)

開始

2022年11月4日(当初の名前は「広告つきベーシック」)

今のプラン名

広告つきスタンダード(月額890円・2026年3月時点)

広告の長さ

15秒または30秒

流れる場所

作品の再生前と再生中

広告の量

開始時の発表では、1時間あたり平均4〜5分

スキップ

できない(一時停止はできる)

視聴環境

テレビ・スマホ・PCなど。スマホでの広告視聴は全体の30〜35%(Netflixの説明)

日本の伸び

月間アクティブユーザーが前年の約3倍(2025年)。出稿キャンペーン数は前年同期比で約12倍(2026年1〜9月)

世界の規模

広告つきプランの月間アクティブ視聴者は2億5,000万人超(2026年5月)

数字のうち、日本の伸びと視聴環境は、Netflixが公表・説明しているものです。世界の規模は、Netflixが2026年5月の広告主向けイベント「Upfront」で発表しました。

03日本で出せる広告の種類

標準の動画広告

作品の前や途中に流れる15秒・30秒の動画広告です。いちばん基本の形で、テレビCMの素材を使い回しやすいのが特徴です。

ポーズ広告

視聴者が作品を一時停止したときに表示される広告です。動画が止まった状態で見られるので、静止画でもブランドを印象づけられます。

作品のスポンサーシップ

特定の作品に1ブランドで協賛する形です。作品の世界観とあわせてブランドを見せられます。

ライブ配信の広告

スポーツなどのライブ配信に流れる広告です。日本では2026年春のWBCの配信で広告が流れました。

提供の条件は出稿時に確認する

Netflixは広告の形式を毎年増やしていて、国によって提供の時期が違います。たとえばスマホ向けの縦型動画の広告は、日本では「追って提供予定」とされています。使える形式と条件は、出稿を決める段階で確認してください。

04日本での買い方|予約型と運用型

Netflix広告の買い方は、大きく2つに分かれます。

予約型

配信量と期間を先に決めて買う

向いている用途

新商品の発売、大型のキャンペーン、作品のスポンサーシップ

特徴

配信量を確保しやすい。まとまった予算と、早めの準備が必要

運用型

DSPを使って、配信しながら調整する

向いている用途

まず小さく試したい、ほかのWeb広告と同じように運用したい

特徴

予算や期間を柔軟に決められる。配信中にターゲティングや頻度を調整できる

どちらが合うかは、予算、期間、目的、ほかに出している広告によって変わります。買い方によって使えるターゲティングや計測、出稿の条件も違うため、ここで判断を誤ると、同じ予算でも成果が大きく変わります。

NETFLIX広告の買い方は、ニューオーダーにご相談ください

ニューオーダーはNetflix広告の出稿に対応しています。予約型か運用型か、どのDSPで買うか、YouTubeやGoogle・Metaの広告とどう組み合わせるかまで、目的と予算に合わせて設計します。

05ターゲティングと、自社データの活用

年齢・性別・地域

基本の属性で届ける相手を絞れます。

作品・ジャンル

特定の作品やジャンル、今話題の「TOP10」の作品に合わせて配信できます。

視聴ムード

視聴履歴をもとに、「笑いたい」「リラックスしたい」「ハラハラしたい」といった気分に合わせて配信できます。

自社データ(ファーストパーティデータ)

LiveRampを通じて、自社が持つ顧客データをNetflixの広告に活用できます。日本も対象国です。DSPで買う場合は、DSPのオーディエンスも組み合わせられます。

顧客データを使う場合は、プライバシーポリシーで、広告への活用について同意を得ているかを先に確認してください。

06効果の測り方|ブランドリフトを軸にする

Netflix広告は、クリックしてすぐ購入される広告ではありません。テレビで見られることが多いため、クリック率や直接のコンバージョンだけで評価すると、価値を見誤ります。

ブランドリフト調査

広告を見た人と見ていない人で、認知・好意・検討の差を測ります。日本ではマクロミルと連携した、視聴ログにもとづくブランドリフト調査が2026年から使えます。

指名検索・サイト訪問

配信期間中の、商品名やブランド名での検索数、サイトへの直接の訪問を、配信前と比べます。

重複しないリーチ

Netflixは、広告を見た人の44%が、同じ広告を地上波やほかの動画配信サービスで見ていなかったと説明しています(世界の数字)。テレビCMで届かない人に届いているかを確認します。

Netflix自身の調査の扱い方

Netflixは、日本の事例として、検討意向が12ポイント上がったPCメーカーなどの結果を公表しています。ただし、これらはNetflix側が実施・公表した調査です。自社の判断には、自社のキャンペーンで測った数字を使ってください。

07費用の考え方と、向いている広告主

Netflix広告の料金は、主に1,000回表示あたりの単価(CPM)で決まります。単価は買い方、期間、ターゲティングの細かさによって変わり、一律の料金表は公開されていません。

Netflixの日本の担当者は、CPMはほかの媒体より高めに設定しているものの、その差は数十%程度だと説明しています。スキップできない大画面の動画という条件を考えると、YouTubeなどのスキップできる広告と、単価だけで比べないことが大切です。

向いている

目的

新商品の認知、ブランドの好感度、検討の喚起

商品

自動車、不動産、金融、旅行、家電、エンタメなど、検討期間が長いもの

素材

テレビCMや、15秒・30秒の動画素材がすでにある

慎重に考える

目的

すぐの購入や問い合わせだけを狙う

商品

安くてすぐ買われる商品で、指名検索が少ないもの

素材

スマホの縦型動画しかない

08出稿までの手順と、配信前のチェックリスト

出稿までの手順

1. 目的と測り方を決める

認知・好意・検討のどれを上げるのか、ブランドリフト調査を使うのかを決めます。

2. 買い方を選ぶ

予算と期間、ほかの媒体との組み合わせから、直接の発注かDSPかを選びます。

3. 素材を用意する

15秒・30秒の横型の動画を用意します。テレビの大画面で見られる前提で、文字の大きさと音を確認します。

4. 配信して、ほかの媒体と合わせて評価する

YouTubeやテレビCMと重なって届いていないか、頻度は適切かを見ながら調整します。

配信前のチェックリスト

目的

クリックではなく、認知・好意・検討の指標で評価することを、社内で合意した。

素材

横型・15秒か30秒。大画面で文字が読める。音がなくても内容が伝わる。

データ

顧客データを使う場合、広告への活用の同意を確認した。

頻度

同じ人に何度も流れすぎない上限を決めた。

表現

業種ごとの広告のルール(酒類、医療、金融など)に沿っている。

ほかの媒体

YouTubeやテレビCMとの役割分担と、重なりの見方を決めた。

YouTube広告の運用の数字は、YouTube広告運用代行の実例で紹介しています。

Netflix広告の出稿を、ほかの媒体とあわせて設計する

ニューオーダーはJICDAQの品質認証事業者です。Netflix広告の出稿から、ほかの媒体との役割分担、効果の測り方まで相談できます。

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インターネット広告運用

Netflix広告の出稿に対応しています。買い方の選択、ターゲティング、YouTube・Google・Metaとの組み合わせ、効果の測り方まで設計します。

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まずは相談する

予算や目的が決まっていなくても構いません。Netflix広告が合うかどうかの判断から相談できます。

JICDAQの認証については、JICDAQ認証の記事で紹介しています。

09これからの方向性|「認知の媒体」から「成果を測れる媒体」へ

Netflixは2026年10月20日、米国とカナダ向けに、広告の機能を広げると発表しました。

コンバージョンのデータ連携

Conversion API(CAPI)を強化し、新しいNetflix Pixelを追加しました。購入や申し込みなど20種類以上のイベントを取り込み、広告がなかった場合と比べた上乗せ効果(コンバージョンリフト)や、A/Bテストを測れるようにします。

DSPのオーディエンス

2026年11月から、The Trade Desk経由で、自社データや外部のデータパートナーのオーディエンスをNetflixの広告に使えるようにします。

DSPの中での計測

Yahoo DSPでは、Netflixの配信についての効果の計測が使えるようになりました。The Trade Deskでも、リーチ・頻度・効果の計測を近く提供するとしています。

日本での提供時期は発表されていません。ただ、方向ははっきりしています。Netflix広告は、配信量で勝負する認知の媒体から、GoogleやMetaと同じように成果を測れる媒体に近づいています。今のうちに、顧客データの同意や、効果の測り方の設計を整えておくと、日本で機能が始まったときにすぐ使えます。

10よくある質問

Q. Netflix広告は、いくらから出せますか?

一律の最低金額は公開されていません。条件は、直接の発注かDSPかなどの買い方や、期間、ターゲティングによって変わります。DSPを使う場合は、そのDSPの条件も関わります。予算に合わせて、どのルートが使えるかを確認してください。

Q. Netflix広告の長さは何秒ですか?

15秒または30秒です。作品の再生前と再生中に流れます。

Q. Netflix広告はスキップされますか?

スキップや早送りはできません。視聴者は広告の一時停止はできます。

Q. 誰に広告が届きますか?

Netflixの「広告つきスタンダード」プランの会員です。日本では、月間アクティブユーザーが2025年に前年の約3倍に増えています。

Q. 運用型で出せますか?

出せます。日本でも、DSPを使った運用型で買えるようになっています。予約型と運用型のどちらが合うか、どのDSPを使うかは、目的と予算によって変わります。ニューオーダーでは、ほかの広告との組み合わせも含めて提案します。

Q. 効果はどう測りますか?

ブランドリフト調査が中心です。日本では、マクロミルと連携した視聴ログにもとづくブランドリフト調査が、2026年から使えます。あわせて、指名検索やサイト訪問の変化を見ます。

Q. TVerの広告とは何が違いますか?

TVerは、民放のテレビ番組を無料で見られるサービスで、番組の視聴者に届きます。Netflixは、有料の広告つきプランの会員に、オリジナル作品や映画・海外ドラマの視聴中に届きます。届く人と見られている作品が違うため、両方を組み合わせる広告主もいます。

Q. テレビCMの素材は使えますか?

使えます。横型の15秒・30秒の動画なので、テレビCMの素材を使い回しやすい媒体です。業種ごとの表示のルールや、注意表記の大きさは、あらためて確認してください。

11まとめ|テレビCMとWeb広告のあいだを埋める媒体

Netflix広告は、テレビの大画面でスキップされずに見られる動画広告です。日本でも、DSPを使った運用型で買えるようになり、テレビCMほど大きな予算がなくても試せる媒体になりました。

出稿するなら、まず目的と測り方を決め、ほかの媒体との役割分担を決めるところから始めてください。米国で始まった成果の計測の機能が日本に来れば、Netflix広告は、テレビCMとWeb広告のあいだを埋める存在になっていきます。

Netflix広告が自社に合うか、まず相談する

買い方の選び方から、素材、効果の測り方まで、ほかの媒体とあわせて設計します。

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Netflix広告の出稿に対応しています。買い方の選択、ターゲティング、YouTube・Google・Metaとの組み合わせ、効果の測り方まで設計します。

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まずは相談する

予算や目的が決まっていなくても構いません。Netflix広告が合うかどうかの判断から相談できます。

青山 直樹

メディアを32年、内側から見続けてきました。1994年電通入社、テレビ局担当6年、アジアのメディアビジネス4年。
2004年起業、ゴルフメディアを8年、ソーシャル専業13年。
今はAI時代のSNSを考え、書き、企業に教えています。
㍿ニューオーダー代表

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