YouTube採用動画の作り方|応募が3.5倍になった事例と、効果が出る3つの型・採用ページへの導線【2026年版】

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YouTubeの採用活用|応募3.5倍の事例も

RECRUIT × YOUTUBE / 採用動画

YouTube採用動画の作り方|
応募が3.5倍になった事例と、
効果が出る3つの型

求人票には、給与や勤務時間は書けても、職場の空気や一緒に働く人の顔は書けません。そこを埋めるのが、YouTubeの採用動画です。

この記事では、採用動画を「現場共感型」「対話型」「バラエティ型」の3つの型に分け、建設会社・運送会社・自動車部品メーカーの実例とともに解説します。自動車部品メーカーの事例では、楽しい雰囲気を伝えるバラエティ型の動画で、応募が3.5倍に増えました。あわせて、動画を見た人を応募まで連れていく導線、出演する社員への配慮、成果の測り方までまとめます。

対象:採用担当者・経営者事例:建設・運送・製造の3社2026年10月時点

01結論:採用動画は「3つの型」から選び、採用ページまでの道筋をセットで作る

ひとことで言うと

採用動画の役割は、求職者が「この会社で働く自分」を想像できるようにすることです。伝えたいことに合わせて「現場共感型」「対話型」「バラエティ型」から型を選び、動画を見た人が迷わず採用ページに進める導線とセットで設計します。

1. 型は目的で選ぶ

仕事のやりがいを伝えるなら現場共感型、会社の考え方と先輩の姿を伝えるなら対話型、会社を知ってもらう入口を作るならバラエティ型が向いています。

2. 主役は社員

求職者が見たいのは、会社の説明より、数年後の自分に重なる先輩の姿です。若手社員が自分の言葉で話す場面を必ず入れます。

3. 動画だけで終わらせない

概要欄、固定コメント、採用ページ、求人媒体への掲載まで、見た人が次に進む道を用意して、はじめて応募につながります。

02なぜ今、採用にYouTubeを使うのか

学生の就職活動では、SNSでの情報収集が当たり前になっています。マイナビの調査では、次のような結果が出ています。

68.2%

就職活動の準備にSNSを使った学生(2026年卒・2024年10月)

26.0%

就職活動の準備に使ったSNSのうち、YouTubeを挙げた学生。LINE、X、Instagramに次ぐ4位

80.0%

就職活動にSNSを使う学生のうち、企業のアカウントを見ている学生(2027年卒・2025年12月)

YouTubeは、ふだんの生活では多くの学生が見ているのに、就職活動の準備で使う割合はまだ4分の1ほどです。言い換えると、採用でYouTubeを使いこなしている会社は、まだ多くないということです。動画で職場の様子を見せられる会社は、それだけで比べられたときに目に留まります。

当社の見立て|求人票では伝わらないものを、動画で見せる

求人票や採用サイトでは、仕事内容、給与、休日などの条件は比べられます。しかし、職場の雰囲気、一緒に働く人の表情、社長の人柄は、文字ではほとんど伝わりません。条件が近い会社どうしで迷っている求職者にとって、決め手になるのはこの部分です。採用動画は、ここを埋めるためにあります。

03採用動画の3つの型|何を伝え、誰に効くか

TYPE 01

現場共感型

伝えること

仕事の中身とやりがい。若手社員が現場で働く姿

効く相手

仕事内容に興味はあるが、自分にできるか不安な求職者

事例

建設会社(事例1)

TYPE 02

対話型

伝えること

社長の考え方と、先輩社員のリアルな声

効く相手

会社の方針や将来性、職場の人間関係を気にする求職者

事例

運送会社(事例2)

TYPE 03

バラエティ型

伝えること

会社の楽しい雰囲気と社員の人柄

効く相手

まだ会社を知らない層。業界や会社名に親しみがない求職者

事例

自動車部品メーカー(事例3)

3つは、どれか1つを選ぶものではありません。会社を知ってもらう入口にバラエティ型、仕事を理解してもらう段階で現場共感型や対話型、というように、求職者の検討の段階に合わせて組み合わせると、チャンネル全体で応募までの流れができます。

04事例1:建設会社|若手が主役の「現場共感型」

CASE 01 / 現場共感型

牧野建設

建設業

牧野建設の採用動画 YouTubeで見る

企画・撮影・編集:ニューオーダー

何をしたか

若手社員が、やりがいを持ってイキイキと働いている様子を、実際の現場で撮影しました。会社の説明を前に出すのではなく、若手社員の仕事ぶりと表情を中心にした構成です。

なぜ効くのか

「数年後の自分」が見える

求職者に年齢の近い若手社員が主役なので、「入社したら自分もこうなれる」と重ねて見られます。

現場の仕事が、文字より正確に伝わる

建設の仕事は、求人票の言葉だけでは中身が想像しにくい仕事です。現場の映像があると、何をする仕事なのかが一目で分かります。

共感が、応募の後押しになる

条件の比較ではなく、「この人たちと働きたい」という気持ちを動かすことを狙っています。

05事例2:運送会社|社長と若手を1本で見せる「対話型」

CASE 02 / 対話型

藤倉運輸

運送業

藤倉運輸の採用動画 YouTubeで見る

企画・撮影・編集:ニューオーダー

何をしたか

女性のMCを起用し、社長との会話形式で進めました。社長が一人でカメラに向かって話すのではなく、MCとの対話にすることで、社長が自然に話せる雰囲気をつくっています。あわせて、活躍している若手社員にインタビューし、先輩社員の様子を紹介しました。

なぜ効くのか

社長の人柄が伝わる

一人で話すと硬くなりがちな社長も、聞き手がいると表情がやわらぎ、言葉に本音が出ます。求職者は、社長の人柄から会社の雰囲気を感じ取ります。

会社の考えと、現場の声が1本でそろう

社長の話で会社の方向性を、若手のインタビューで実際の働き方を伝えます。上と下の両方の目線がそろうので、話に説得力が出ます。

質問の形だから、知りたいことに答えられる

MCが求職者の代わりに質問する形なので、「どんな人が向いているか」「入社後どう育つか」といった、求職者が知りたいことに沿って話を進められます。

06事例3:自動車部品メーカー|楽しさを前に出す「バラエティ型」

CASE 03 / バラエティ型

アーネスト

自動車補修部品メーカー

アーネストの動画 YouTubeで見る

企画・撮影・編集:ニューオーダー

3.5倍

動画の公開後、応募数が3.5倍に増加

何をしたか

インフルエンサーのヴィエンナさんを起用し、メジャー感とバラエティ感を演出しました。社員がカラフルなアフロのかつらをかぶって登場し、楽しそうな社員と職場の様子を紹介しています。

なぜ効くのか

会社を知ってもらう入口になる

自動車補修部品のように、企業向けの商品を扱う会社は、一般の求職者には名前が知られにくいものです。出演者と企画の楽しさで、まず「見てみよう」と思ってもらえます。

楽しい雰囲気が、そのまま社風として伝わる

社員が楽しそうに企画に乗っている姿は、「この会社は風通しがよさそうだ」というメッセージになります。

応募が3.5倍に

純粋な採用動画ではなく、バラエティ的な内容です。それでも、会社の楽しい雰囲気が伝わったことで、応募が3.5倍に増えました。

当社の見立て|採用動画は、まじめな企業紹介だけが正解ではない

採用動画というと、会社概要や仕事内容を順に説明する動画を思い浮かべがちです。しかし、求職者が最初に知りたいのは「どんな人が、どんな雰囲気で働いているか」です。楽しく働く社員の姿は、会社の説明を何分も重ねるより、早く確かに社風を伝えます。ただし、バラエティ型だけでは仕事の中身が伝わらないので、現場共感型や対話型と組み合わせるのが理想です。

07動画から応募までの導線設計

採用動画は、見てもらうだけでは応募につながりません。動画を見た人が、次に何をすればよいかが分かる道を用意します。

01

動画の最後で、次の行動を1つだけ伝える

「募集要項は概要欄から」「会社説明会の予約はこちら」のように、1本の動画で求める行動は1つに絞ります。

02

概要欄の最初の2行に、採用ページのリンクを置く

概要欄の冒頭に、リンク先で何が分かるかを一言添えて、採用ページのURLを置きます。

03

固定コメントにも、同じ案内を置く

スマホでは概要欄が開かれにくいので、固定コメントにも案内とリンクを入れます。

04

採用ページに、動画を埋め込む

採用ページや求人媒体の掲載ページにも動画を埋め込み、YouTubeを見ていない求職者にも届けます。

05

再生リストで、まとめて見られるようにする

採用動画を「採用情報」などの再生リストにまとめ、1本見た人が続けて見られるようにします。

06

ショートに切り出して、入口を増やす

長い動画の印象的な場面を、ショートとして切り出します。ショートで興味を持った人を、長い動画と採用ページへ案内します。

CTAの文言の作り方や、応募のハードルを段階的に下げる考え方は、YouTubeのエンゲージメント率を高める方法|売上・問い合わせ・採用につなげる実践設計で詳しく解説しています。

08撮影前に決めること|出演する社員への配慮

採用動画は、社員が顔を出して出演する動画です。撮影の前に、出演する社員との間で決めておくべきことがあります。

出演の同意を書面で取る

どの動画に、どの範囲で出演するか、どこで公開するかを説明し、書面で同意を取ります。強制ではなく、本人の意思で出演してもらうことが大前提です。

退職したときの扱いを決めておく

出演した社員が退職した場合に、動画を残すのか、非公開にするのかを、撮影前に決めて伝えておきます。

映り込みと個人情報に注意する

社員証、書類、パソコンの画面、ホワイトボード、取引先の情報などが映らないようにします。

台本は「話す内容のメモ」程度にする

言わせたいことを一言一句書くと、話し方が不自然になります。話してほしいテーマと質問だけを用意し、本人の言葉で話してもらいます。

台本と構成の作り方はYouTube構成台本の作り方で、撮影を外部に頼むときの考え方はYouTube撮影代行の費用と選び方で解説しています。

09採用動画の成果の測り方

採用動画は、再生回数だけで評価すると判断を誤ります。見るべきなのは、動画が応募と入社にどれだけつながったかです。

視聴

再生回数、視聴者維持率。最後まで見られているか、どこで離脱しているかを確認します。

採用ページへの移動

概要欄や固定コメントのリンクのクリック数。リンクにUTMパラメータを付けると、採用ページ側で計測できます。

応募・説明会

動画を公開する前と後で、応募数や説明会の予約数がどう変わったかを比べます。

面接での声

面接で「動画を見た」と言われた割合と、どの動画のどこが印象に残ったか。数字に出にくい効果を拾えます。

入社後

入社前のイメージと実際のずれが小さいか。早期の離職が減ったかどうかも、長い目で見る指標です。

RECRUIT × YOUTUBE

採用動画を、企画から撮影・編集までまとめて相談する

ニューオーダーは、採用動画の企画・撮影・編集から、YouTubeチャンネルの運用、採用ページへの導線づくりまで担当します。どの型が自社に合うかの相談からお受けしています。

10よくある質問

Q. 採用動画は、どのくらいの長さがよいですか?

目的によって変わります。会社を知ってもらう入口のショートは1分以内、仕事の中身や社長の考えを伝える動画は5〜15分ほどが目安です。長い動画は、チャプターを付けて、見たい場面に飛べるようにします。

Q. 社員が出演を嫌がったら、どうすればよいですか?

無理に出演してもらう必要はありません。顔を出さずに手元や後ろ姿だけを映す、声だけで出演する、などの方法もあります。出演してくれる社員を中心に、本人の意思を尊重して進めます。

Q. 中小企業でも、採用動画を作る意味はありますか?

あります。知名度で大手に負ける中小企業こそ、職場の雰囲気や社長の人柄を動画で見せることで、条件の比較だけではない理由で選ばれるきっかけになります。

Q. 採用動画は、YouTube以外にも使えますか?

使えます。採用ページ、求人媒体の掲載ページ、会社説明会、InstagramやTikTokなどにも活用できます。長い動画から短い動画を切り出せば、1回の撮影で複数の使い道が生まれます。

Q. バラエティ型の動画で、会社のイメージが軽くなりませんか?

仕事の中身を伝える動画と組み合わせれば、心配はいりません。バラエティ型は会社を知ってもらう入口と考え、現場共感型や対話型で仕事の中身をしっかり伝える、という役割分担にします。

Q. 採用動画の制作を、外部に頼むことはできますか?

できます。ニューオーダーでは、企画・撮影・編集から、YouTubeでの公開、採用ページへの導線づくりまで担当しています。

11まとめ|「この会社で働く自分」を想像できる動画をつくる

採用動画の役割は、求人票では伝わらない職場の雰囲気、人の表情、社長の人柄を見せて、求職者が「この会社で働く自分」を想像できるようにすることです。

伝えたいことに合わせて、若手が主役の現場共感型、社長と先輩の声を伝える対話型、楽しさを前に出すバラエティ型から型を選び、組み合わせます。そして、動画を見た人が採用ページへ進める導線と、出演する社員への配慮、成果の測り方までをセットで設計してください。

RECRUIT × YOUTUBE

自社に合う採用動画の型から、一緒に考える

現場共感型、対話型、バラエティ型のどれが合うか、何本をどの順番で出すか。採用の課題に合わせて設計します。

青山 直樹

メディアを32年、内側から見続けてきました。1994年電通入社、テレビ局担当6年、アジアのメディアビジネス4年。
2004年起業、ゴルフメディアを8年、ソーシャル専業13年。
今はAI時代のSNSを考え、書き、企業に教えています。
㍿ニューオーダー代表

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